ヤフーオークションで車を売ると業者利益をカットできるのであなたは車を高く売れますし、買う人は車を安く買うことができます。
でも実のところは業者を仲介させないことでトラブルになること、また実際やってみるとそれほど高く売れないことも多いのです。
この記事では、ヤフオクで車を売るときのことで次の3つが分かります。
- ヤフオクで車を売っても得しない理由
- ヤフオクで車を出品した時の手数料
- ヤフオクで車を売ったときのトラブル
ではさっそくヤフオクで車を売っても得をしない理由をみていきます。
ヤフオクは業者が多く普通のユーザーが少ない
最近はメルカリなどフリマアプリが増えてきましたが、このことは普通のユーザーがどこで車を買うのか分散し始めています。
つまり、過去に素人同士の取引はヤフオクとしていたものが、現在はその場所があっちこっちに広がったということです。
このことはあなたと業者ではない普通のユーザーが出会える可能性を減らしているということです。
さらに、買い手が付かずにヤフオクに払う手数料だけかかってしまうということになります。
もちろん、良い車ならば一般の人の注目も集まって買われる可能性もありますが、ありふれた車ならば何か理由がない限り買われずに出品手数料がかかるということは少なくありません。
したがってヤフオクで車が高く売れない理由としては、業者が多く一般のユーザーが減ってきていることでオークションの意味がなくなってきている点と売れないと手数料と時間がかかってしまうということです。
まあ売れても出品には相当な時間がかかりますので、こちらもよく考える必要があります。
ヤフーオークションの自動車関連の手数料
ヤフオクで車を売る場合にかかる手数料には4つの種類があります。(表示は税込み)
- 出品システム利用料:3024円
- 落札システム利用料:3024円
- オプション利用料:オプションによる
- 出品取り消しシステム利用料:3024円
このうち、ヤフオクで車を売る人が良く負担することになるのは出品システム利用料です。
というのも、良い車ならすぐ売れますがだいたいの場合はそうではなく、意外に売れ残る可能性が高いのです。
もちろん、処分覚悟で売り出すならば売れないことはありませんが、転売屋さんがうまく車を買うことでそれほど落札額が伸びずに、出品取り消しシステム利用料もかかってしまうなんてことも少なくありません。
このようになかなか手数料がかかるわけで、いかにヤフオクで車をしっかりと売るのが難しいのかが分かります。
次にヤフオクで車を売るときのトラブルについて話していきます。
車の売主が気を付けるトラブル
車が高く売れるといってもトラブルには巻き込まれたくないはずですが、ヤフオクではそのような機会がどうしても多くなります。
見方を変えると業者を間に挟むことで、個人が大きなリスクを負担することなく円滑に取引できるので、この取引安定性に対して業者に対してお金を出していると考えることも出来ます。
とはいえ、ここでは個人売買で車を高く売るためのお話をしますので、そのリスクを個別に確認すべきでしょう。
車をヤフオクで売るときに認識するリスクは大きく3つで次のようになります。
- 代金の受け取り※
- 名義変更
- 損害賠償をされる
どれも個人が負担するには大きなリスクとなり、特に損害賠償に関しては金銭的なものだけでなく手間もかかって大変困ったことになるでしょう。
では、次に今あげたそれぞれのリスクについての対処法を確認していきます。
※代金の受け取りについてはヤフー側のシステムである程度担保されたので問題は小さくなった
名義変更を確認するまで油断しない
名義変更をしないで車に乗っていることは、金銭的には自動車税について、または事故や違反があったときはあなたに連絡が行くことでしょう。
そのため、期限を定めて名義変更をするように車売買契約を作っておきましょう。
私も個人間でバイクの取引をしたことがありますが、バイクの自動車税がやはり私の元へきました。
知人間であったのでそれほど問題にはなりませんでしたが、名義変更をしないというのはそれほど珍しいことではありませんので、名義変更を1週間以内に行って書類のコピーを送るというような構造を作ってください。
最後に損害賠償請求をされるリスクです。
個人売買の売主が一番気をつけたいのはこのリスクになります。
なお、先に概要をいうとよくいう「ノンクレーム・ノンリターン」特約規定が通用しなかった判例があったことから注意が必要と考えています。
買主から損害賠償請求されるリスク
ヤフオクで車を売る場合の一番の問題点としてはこの損害賠償リスクが一番気を付けなければならないものです。
実は車の売主には買主に対して大きな責任を負っています。
買主は売主に対して、売ったものの隠れた欠陥や機能不全のものについては損害賠償をすることが出来る権利があるのです。(売主の瑕疵担保責任:民法566条・570条)
ヤフオクではノンクレームノンリターンなんていう特約をつけることがありますが、それを無意味にする強力な買主保護がされています。
動く車というのは、「走る・曲がる・止まる」という機能が必要で、この機能を損ねるような欠陥はノンクレームノンリターンの特約で回避できるものではないのです。
つまり、仮にあなたが車を買って車の基本性能に問題があれば文句を販売店かメーカーに言うかもしれませんが、逆にあなたが車を売ればその対象はあなたも含まれるわけです。
そのため、私はノンクレームノンリターンを付ける出品者はほとんどだと思いますが、結局損害賠償請求されることもありますので、それが嫌ながらヤフオクで車を売らないほうが良いということです。
ヤフオクで車を売るのはおすすめしない
以上より、ヤフオクで車を売るのはとてもリスクの高い取引であり、訴えられるリスクもしばらく付きまといます。
説明した3つのリスクを負っても良い!という方にとっては良い取引になるのではないでしょうか。
反面、訴えられる可能性を持ったまま、常に生活するのは嫌だということなら、業者に車を売ったほうが精神衛生上良いと思います。
構造的に考えれば業者を間に挟むよりも高く売れる可能性がありますので、どちらを取るにしてもリスクを把握したうえで選ぶべきですね。
私ならばヤフオクで車を売ることはしません!
そもそも業者が仲介に入る理由はそういったリスクをとってくれるものですし、あわせて手間もとってくれるので、どうしても最高額で売らなければならないという方は別として、普通に車を売りたいと考える方は業者に査定してもらったほうが良いことが多いです。
あとから損害賠償なんてされたときにはその対応だけで面倒ですから、そういったことが嫌であれば業者からの査定を受けてください。
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